多くのケースにおいて、販売員と客の間には商品知識の質と量に大きな差があります。販売員はそのギャップに付け込んで、不当に高い商品や難がある商品を客に売りつけることが可能です。そのような悪意がある販売員から身を守るために、客続きを読む “核心を突くべきとき”
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猫の皿と逆選択
最も関わりたくない相手を自分に引き寄せてしまう現象を「逆選択」と呼びます。保険会社にとってがん保険に入ってほしい顧客とは、がんにかかりそうにない健康な顧客です。しかしそのような人は、なかなかがん保険には入ってくれません。続きを読む “猫の皿と逆選択”
期待値が下振れするとき
前回に続いて「期待値」に関する話題です。前回の記事では、期待値の計算で用いられる「事象が起こる確率」と「事象が起こったときの結果」を誤って見積もることにより、期待値が現実と乖離するケースを紹介しました。今回は期待値の計算続きを読む “期待値が下振れするとき”
期待値の甘い罠
「期待値」とは、確率変数がとる値とその値をとる確率の積を足し合わせたもので、確率変数の平均値を表します。「さいころを振って奇数が出たら1万円もらえて、偶数が出たら5千円を失う」というゲームがあったとします。この場合の期待続きを読む “期待値の甘い罠”
油田ハンターから科学者へ
20世紀の石油採掘において、採掘者の直感は非常に重視されていました。1960年代から70年代にかけて、イギリスの石油大手BPの採掘者は自分の直感を信じて発掘をおこない、大規模な油田を掘り当ててきました。 しかし、80年代続きを読む “油田ハンターから科学者へ”
壮絶すぎるカスタマーサポート
「感情労働」ということばをご存じでしょうか。「感情労働」という新しい概念は、アメリカの社会学者であるアーリー・ラッセル・ホックシールドが提唱したものです。感情労働は、顧客満足のために自分の感情をコントロールし、報酬を得る続きを読む “壮絶すぎるカスタマーサポート”
アウトサイダーの空想
「路地裏アジト」「あるこーるらんぷ」「日暮里ガッツマン」・・・これらのお笑いコンビをご存じでしょうか。「ひとつも知らない」という人がほとんどでしょう。上に挙げたコンビ名はすべて「けうけげん」と名乗る青年が考えた架空のもの続きを読む “アウトサイダーの空想”
呼称におけるマイナーとメジャー問題
複数の要素を表す名詞が、その中にある特定の要素を表すことがあります。例えば、「茶、お茶」というのは緑茶、麦茶、紅茶、ウーロン茶などの様々な茶類の総称です。それと同時に、茶類の中でも特に「緑茶」あるいは「麦茶」を意味します続きを読む “呼称におけるマイナーとメジャー問題”
少よく多を制すための条件
文筆家、トレーダー、大学教授など様々な顔をもつナシーム・ニコラス・タレブは、その著書『身銭を切れ』で、「ある種の非妥協的な少数派集団が、たとえば総人口の3、4パーセントとかいう些細な割合に達しただけで、すべての人が彼らの続きを読む “少よく多を制すための条件”
心の平安時代
インド出身でシリコンバレーの起業家、投資家であり思想家でもあるナヴァル・ラヴィカントは「理性的な人は、自分の力の及ばないことへの無関心を育むことによって、心の平安を得ることができる」という語ります。 これってとても重要な続きを読む “心の平安時代”