人はしばしば自分の記憶を誤って再構成します。ある記憶を思い出すとき、そのときの環境や他人の言動などの影響で、無意識のうちにストーリーを書き換えているのです。家族や友人と昔話をしていて、双方の記憶に食い違いが出てくることが続きを読む “人の記憶はあてにならない”
カテゴリーアーカイブ: 行動経済学
人はみな自分は一貫性があると考えている
Aさんはコンビニの社員で、弁当の新メニュー会議に参加しています。新メニューの候補は、幕の内弁当かハンバーグ弁当のふたつに絞られました。進行役がAさんに意見を求めます。Aさんは上の空で会議に参加していて、どちらがいいかまだ続きを読む “人はみな自分は一貫性があると考えている”
長期目標と短期指標の関係
ある企業が宣伝メールの効果を測定しようとしていました。最初はメールによる売上効果を調べていたのですが、メールを送ってから売上が上がるまでには数日から数週間のスパンがありました。売上が上がっても、メールを送ったから売れたの続きを読む “長期目標と短期指標の関係”
過去事例に学ばないシンドローム
行動経済学者のダニエル・カーネマンはイスラエル教育省の役人を説得して、判断と意思決定を高校生に教える必要性を認めさせました。そして、そのためのカリキュラムと教科書の作成に着手しました。カーネマンは、ベテラン教師や教え子、続きを読む “過去事例に学ばないシンドローム”
罪悪感が解放される瞬間
行動経済学者のダン・アリエリーは、マサチューセッツ工科大学の学生寮である実験をおこないました。アリエリーは、学生寮の共用冷蔵庫に6本パックの缶コーラをこっそり入れて立ち去ります。複数の共用冷蔵庫に缶コーラを置いてきたので続きを読む “罪悪感が解放される瞬間”
失敗から学ぶためのヒント
1954年秋、アメリカの主婦、マリオン・キーチは自分は霊能者だと主張し「1954年12月21日の夜明け前、大洪水が発生して世界が終わりを迎える」という予言をしました。さらに「世界が終わる直前に、真夜中に天から宇宙船が現れ続きを読む “失敗から学ぶためのヒント”
複数の選択肢を同時に進める
アメリカのマーケティング会社「レキシコン」は、ペンティアム・ファブリーズ・ブラックベリーといった有名ブランドの名付け親になってきました。レキシコンでは、ブランド名を考える際に複数の選択肢を同時に検討するという手法をとって続きを読む “複数の選択肢を同時に進める”
専門家 VS アルゴリズム
「近い将来、多くの職業がAIやロボットによって代替される」という話を聞いたことがある人は多いでしょう。特に、一般事務員・小売店員・工場作業員等の比較的単純な作業の場合、人間に勝ち目はないといわれています。一方、コンサルタ続きを読む “専門家 VS アルゴリズム”
マシュマロの塔を立てる
「マシュマロチャレンジ」というゲームをご存知でしょうか。これは、デザイナーのピーター・スキルマンがTEDカンファレンスで紹介したものです。その内容を簡単に説明しましょう。 ・4人1組でチームを作り、18分の制限時間内にで続きを読む “マシュマロの塔を立てる”
「質より量」とりあえずやってみる
ある陶芸クラスの実験の話です。生徒たちは2つの組に分けられました。1つの組は作品を「量」で評価し、もう一方は「質」で評価すると告げられました。量のグループの生徒はクラスの最終日までに作ったすべての作品を提出します。各生徒続きを読む “「質より量」とりあえずやってみる”