問い合わせしていた事項に関して、依頼先が「一両日中に回答します」と言ってきたら、いつ回答が返ってくると思いますか。ある調査によると、
今日か明日・・・59.8%
明日かあさって・・・22.1%
上記いずれかだが特定できない・・・16.7%
3日先以降も含めてよい・・・1.5%
という結果でした。
一両日というのは、もともと「1日または2日」という意味です。問題は、どこを起点とするかです。今日を1日目とするなら「今日か明日」、明日を1日目とするなら「明日かあさって」ということになります。
上記調査では、「今日かあさって」と解釈する人が約6割いますが、それ以外の解釈をする人も4割いるということになります。こちらは「今日かあさって」と思っているが、相手は「明日かあさって」のつもりだったということもあり得ます。
「一両日中」という言い方は、厳密な期限が求められる場面にはふさわしくありません。ここで、期限の切り方のバリエーションを見てみましょう。
1.明日15時までに
2.明日までに
3.一両日中に
4.近日中に
数字が大きくなるにつれて、期限の幅が広く、あいまいになっていきます。「近日中に回答します」と言われて、翌日になっても回答がなかったとします。この場合、翌々日に催促するのは難しいのではないでしょうか。「近日中って言ってたし、その2日後に催促するのはちょっと『せかすなよ』と思われるかな…」などと考えてしまうかもしれません。調査のデータがあるわけではないですが、「近日中に」と言われた日から4日~1週間の間くらいに催促する人が多いのではないでしょうか。
「一両日中に」と言われて、翌日になっても回答がなかったとします。この場合も、やはり2日後に催促するのは気が引ける人が多いでしょう。相手が「明日かあさって」という意味で使っている可能性があるためです。では、3日経ったら遠慮なく催促できるでしょうか。私だったら、3日後でもちょっと気が引けてしまいます。結局、「一両日中」というのは実質的に「近日中」と同じ意味合いで伝わるのではないでしょうか。