最近気になったネットニュースを紹介します。2/27に配信されたプレジデントオンライン:休日に「職場のBBQ」なんて断固拒否…「仕事と私生活は分けたい」Z世代社員に振り回されないためのトリセツ」という記事です。
記事によると、大手メーカーの営業部で働く男性社員が大手メーカーT社で働く営業部の田中さん(男性、仮名)は、「仕事と私生活はきっちり分けたい」と主張する部下の矢田さん(女性、仮名)への対応に頭を悩ませていました。
田中さんは、新入社員との親睦を深めるため休日にオフィス近くの河川敷でバーベキューを企画しました。部員にメールで開催日時を知らせると、新入社員2名からはすぐに参加の返答がありました。しかし、矢田さんからは返答がありません。
田中さんが矢田さんに「メールで送ったバーベキューの件、どうかな」と尋ねると、矢田さんは表情を曇らせながら「参加しないとダメでしょうか」と返してきました。「ダメってことはないけど、その日は都合が悪いの?」と聞くと「都合がつくかどうかを今お伝えしないといけませんか」
後日、田中さんが矢田さんと1対1で話をしたところ、矢田さんの考えを聞くことができました。それは「仕事第一ではなく、プライベートの時間を大切にしたい 。自分の時間を大切にしながら働けるかどうかが重要 。仕事と私生活は明確に区別して、私生活に影響が及ばないようにしたい」というものでした。
私はこれまで複数の会社に勤めてきましたが、このような勤務時間外の会社のイベントはいくつも経験してきました。私の場合、当日の都合がついて、なおかつ参加してプラスになりそうなイベントであれば参加してきました。
バーベキュー大会も何度か企画されましたが、これに関してはすべて不参加でした。バーベキューはあまり好きではないのです。食事は室内で取りたい派なのです。また、コミュニケーションに難があるため、バーベキューの途中でどこの輪にも入れずポツンとなることが目に見えています。飲み会であれば、ポツンとなってもひたすら飲み食いを続けます。しかし、バーベキューでポツンと一人というのは楽しくありません。
バーベキュー大会の後、バーベキューを企画した総務部門の責任者が次のようなことを言っていました。「今回、総務のメンバーの参加率が良くなかったことが残念です。普段直接接する機会の少ない営業部門等の人たちと親睦を深めるチャンスでした。ここでコミュニケーションを取っておけば、今後の仕事がやりやすくなるんです」
個人的には、自由参加と言っておきながら、参加率が低いことを問題視するというやり方には賛同できません。総務部員の参加が欠かせないということであれば、休日出勤扱いにして参加必須にすべきでしょう。
ネットニュースの話に戻りましょう。矢田さんの言い分はもっともです。ただ一点気になることがあります。休日まで会社のメンバーと集まりたくないということであれば、「参加できません」と意思表示すればよかったのではないでしょうか。そこだけは引っかかっています。
記事では「本人の意向を尊重するだけでは、成長の機会が失われてしまう。バーベキューを開催する意義や目的をしっかり説明することが大事」といったことが書かれていました。それで矢田さんの考えが変わって、自発的に参加するのであればよいでしょう。ただ、この矢田さんが実在するとして、バーベキューの意義を説明しても受け入れられない可能性が高いと思います。
まったく納得していないけれど、いろいろ言われたから理解したふりをしてバーベキューに参加するという結果になったら、矢田さんにとっても会社にとっても不幸でしょう。私なら、誘うのは誘うけれども自由参加であることは明示し、不参加と言われたら「OKです」と受け入れるでしょうね。