ワークライフバランス上等の会社

サンフランシスコ在住の起業家、ダクシュ・グプタによるXへの投稿が話題になりました。その内容をかいつまんで話すと「最近私は応募者に『greptile(グプタが経営する会社)は基本朝9時から夜11時まで働くし、それより遅くなることもよくある。土曜も働くしときどき日曜も。高ストレスの職場だし、成果を出さなければ容赦しない』と話している。当初は言いづらかったが、勤務初日に知るよりは働く前に知っておいた方がいいだろうと今は思っている」というものです。

確かに、面接で「勤務時間は9時から17時まで。残業が必要なときもあります。休日出勤もたまにあります」とか言われて、勤務したら上に書いたような実態だった、というよりはマシな気がします。

グプタの話を聞いたうえで入社したいという人は、長時間労働への耐性もあるでしょう。また、過酷な環境にもまれながら成長したい、大金をつかみたいといった野心も持っているでしょう。

1日12時間を超える労働や、休日出勤が当たり前という職場に耐えられない人を無理矢理縛り付けて働かせるのは違法です。しかし、そういう職場とわかったうえで働きたい人が働くのを外野が止めることはできません。

ただし時間外労働に関する法律は守らなければいけません。日本の法律では、時間外労働の上限は原則として月45時間、年間360時間です(例外規定あり)。

greptileはアメリカ企業ですが、日本の法律に当てはめるとどうなるか試しに試算してみましょう。9時ー23時の勤務が基本ということで、1時間休憩があるとして13時間労働です。8時間を超える勤務を時間外労働とすると、1日5時間残業。9日働いたら上限に達します。・・・無理ですね。

greptileが日本企業だったら、いくら従業員がやりたくてやっているとしても、時間外労働の上限に引っかかってアウトです。アメリカの労働関連の法律についてはよくわかりません。

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