性別による人間関係構築の傾向

男性と女性では友情の質が異なることがわかっています。女性同士の友情は、主に会話から成り立っています。一方で、男性同士の友情は共通の活動によって成り立つ部分が大きく、会話が友情に寄与する割合はわずかです。

確かに女性はいくつになってもおしゃべりが大好きです。私が通っているジムでも、ラウンジでの会話量は圧倒的に女性の方が多いはずです。会話の内容にも特徴があります。女性会員の話題のほとんどは、人に関することです。ジム友だちの話、ジムのインストラクターの話、家族・友人の話・・・男性会員の場合は、トレーニング方法や出場する大会の話が多くなります。

あるセミナー講師によると、男女でセミナー終了後の行動に大きな違いがあるそうです。女性の受講生は、セミナーが終わった後、近くの席の女性と会話を始めます。セミナーが始まる前は見ず知らずでも、女性同士の場合は終了後に自然と会話が始まります。男性はセミナーが終わると同時に、蜘蛛の子を散らすように会場を出て行きます。

女性同士の友情は、男性同士のそれよりも感情的な傾向があります。そのため、女性同士の友情は男性同士と比べて、破綻するリスクが大きくなります。お互いの感情がぶつかり合って、双方引けない状況になって絶交に至ってしまうことがあるのです。男性同士だと、そこまでの衝突が起こる前にどちらかが引くことが多いでしょう。

一方で、男性同士の友情は自然消滅するリスクが高くなります。お互いの環境が変わったときに、電話やSNSなどで定期的に連絡を取って関係を維持しようとするモチベーションが低いためです。女性同士の場合は、進学・就職・転職・結婚等で環境が変わっても、何らかの手段で連絡を途絶えさせないようにする傾向があります。

ここまで挙げてきた女性同士、男性同士の友情に関する傾向は、どちらが良いとか悪いとかいうべきものではありません。人間関係の構築に関して、性別による傾向の違いがあるというだけの話です。

男女間の恋愛関係、友人関係、仕事関係においては、こういった特徴を把握したうえで、双方が歩み寄ることが重要です。そうすることによって、衝突やすれ違いのリスクを抑えて、関係が長続きする助けになるのです。

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