実業家のイーロン・マスクになりすまして、いわき市に住む60代男性から現金30万円をだまし取ったとして青森県の男(48歳)が逮捕されたというニュースを目にしました。
逮捕された男は、2024年7月に他の人物と共謀してイーロン・マスクを名乗り、60代の男性にインスタグラムなどのSNSを通じて「あなたを日本の会社のマネージャーにしたい。面接の費用を払ってほしい」などと接触して32万円をだまし取ったとされています。
このニュースを見るといろいろな疑問が湧いてきます。イーロン・マスクがマネージャー候補者にSNSで直接接触するというのはあり得ないでしょう。候補者がよほど高名なビジネスマンで、イーロン・マスクとも面識があるということなら考えられなくもないですが・・・
「面接の費用を払ってほしい」というのも決定的におかしな点です。会社の規模や知名度に関わらず、応募者が応募している側に費用を払うなんて話は聞いたことがありません。
この事件に関するニュースを複数見ましたが、上に書いたこと以上の詳細は見つけられませんでした。「あなたを日本の会社のマネージャーにしたい。面接の費用を払ってほしい」というのが要約で、実際にはより肉付けされた話があったのかもしれません。
どのような肉付けがあったのかちょっと想像しました。しかし、一般人がうっかり騙されてしまいそうなストーリーは思いつきませんでした。
こういった詐欺のニュースを聞くたびに、私を含めて多くの人が「なんでこんなアホな話に騙されるんだろう?」と疑問に思います。騙す側からすると、99%以上のアプローチは無視されることは折り込み済みなのです。何千人もアプローチして、ひとりでも引っかかる人がいればOKというつもりでやっているのです。