先日、新しくできたスーパーに買い物に行くと有人レジは1か所だけで、6台ほどのセルフレジが並んでいました。そのうち半分が現金対応、残りの半分は電子マネーのみという布陣でした。
最近はこういったセルフサービス型のレジが増えています。ファミリーマートやローソンでも増えています。確かどちらも現時点では電子マネーのみだったと思います。100円ショップのダイソーでも、見かけることが多くなりました。ダイソーのセルフレジは現金も対応しています。
ちなみにダイソーのセルフレジでは、自分の姿が目に見えるところに写し出されています。監視されているような気分になることもあります。また、完全に油断しているときにふいに自分の姿を直視すると、意外とメンタルにダメージを負うこともありますね。
自分で商品をスキャンしていると、うまくスキャンできずにもたついてしまうこともありました。流れるようにスムーズにスキャン処理する店員はすごかったんだなと見直しました。
セルフレジが苦手な人は一定数いて、そういった客をサポートするのは店員の仕事です。セルフレジの目的のひとつが、店員の作業量を減らすことだと思うのですが、店員が数名出てきてセルフレジのサポートをしている光景を見ることもあります。
決して年齢差別をするわけではないのですが、セルフレジのサポートを受けているのは高齢者が多い印象です。60歳より若く見える人が、セルフレジのやり方がわからず教えてもらっている場面に遭遇したことがありません。
一定以上の年齢になると、セルフレジに限らずデジタルツールに対するアレルギーをもつ人が増えてきます。私の母もかなりデジタル関係が苦手で、スマホは持っているものの、できるのは電話まで。「電話以外にもショートメッセージを使えば気軽にやり取りできるよ」と話をしてみましたが「そんなの無理!」と拒絶されました。
できる人からすれば何が難しいのか理解できないでしょうが、できない人にとってはショートメッセージすら900メートルくらいの高いハードルに見えるのでしょう。では、デジタルアレルギーの境界線となる年齢はいくつくらいなのでしょうか。
以前、店頭で接客の仕事をしていたとき、顧客に自身のスマホを使って申し込み情報を入力してもらうという作業がありました。このときは、60歳くらいまでの顧客はおおむね滞りなく作業ができていたように思えます。60代後半とか70代くらいに差し掛かると、平均の倍以上入力に時間がかかったり、入力ができないということでスタッフがサポートすることが多くなりました。
子ども時代から20代くらいまでの若いときに、テレビゲームなどのデジタルツールに触れてきたかどうかがポイントになると個人的に考えています。若いうちにゲームなどのデジタルツールに慣れ親しむことで、新しいデジタルツールが出てきても抵抗なく受け入れられるのだと思います。
実際に、今の60歳くらいまでの世代は若いときにゲームで遊んできた人たちが多いでしょう。スマホやセルフレジや電子マネーは、彼らが若い時代には存在しませんでした。しかし、若いうちにデジタルツールに慣れているので、新しい技術も抵抗なく受け入れられるのではないでしょうか。