これまでにいろいろなサプリメントを試してきました(ここでいうサプリメントとは、通常の食事以外で栄養を補うものを意味します)。各種ビタミン/ミネラル・プロテイン・マルトデキストリン・クレアチン・グルタミン・HMB・オメガ脂肪酸などなど。
サプリメントの効果に関して、2018年にKerksickらが発表した研究が参考になります。この研究では、各種サプリメントが筋肥大に及ぼす効果を調べて、3つのカテゴリーに分けました。
カテゴリー1は「明らかに安全で効果のある強力なエビデンスを示すもの」で、HMB・クレアチン・EAA・プロテインが当てはまります。
カテゴリー2は「限定された効果のあるエビデンスを示すもの」で、ATP・BCAA・ホスファジチン酸が当てはまります。
カテゴリー3は「効果や安全性を裏付けるエビデンスがほとんどないもの」で、グルタミン・アルギニン・その他多数のサプリメントが当てはまります。
クレアチンはカテゴリー1に入っていますが、私はそこまで効果を感じられませんでした。研究はあくまで研究です。「100人中95人に効果があった」という研究結果が出ているサプリメントでも、自分は効果がない5人のほうに入っていたということだってあり得ます。
グルタミンはカテゴリー3ということで、効果がほとんどないとされていますが、私が毎日飲んでいたときは比較的体調がよかった気がします。もちろん、偽薬効果の可能性や、体調がよかったのは他の要因であった可能性もあります。あるいは、たまたま私にとってはグルタミンが効果的だったのかもしれません。
いずれにせよ、私一人が試した結果が他の人に再現されるとは限りませんから、こういった論文は参考になります。サプリメントを選ぶときは、宣伝でうたわれている効果や、購買意欲をくすぐる使用者の感想だけで判断せずに、こういった根拠のある論文等も見てみてはいかがでしょうか。