だいぶ前のことだと思いますが、タレントの中居正広が何かの番組で「家電量販店のポイントが滅茶苦茶たまっている」と発言していました。さらに、「たまったポイントで高級テレビを買いたい」とも言っていました。店員に「なんでそんな高額なものをポイントで買うんだよ!」と思わせたいのだとか。その気持ち、私もわからんでもない。合法的かつ倫理的にも問題ない行動で、ちょっと意地悪をしてみたいという気分になるときがあるのです。ポイントで高額商品を買うと、店の人が悔しがるのかどうかは知りませんが。
例えばスーパーで買い物をしているとき。たいていのスーパーは、レジごとに並ぶ決まりになっています。したがって、レジ選びに失敗すると先に並んだのに後から隣のレジに並んだ人が先に会計をするということもあり得ます。客はレジに並ぶときに、各レジの人数や購入数を見て、早そうなところを選びます。2つレジがあって、主婦っぽい客と男性客が1人ずつ並んでいた場合、次の客は男性客の後ろに並ぶことが多いと思います。一般的に主婦の方が購入点数が多く、会計に時間がかかりそうだからです。
私がスーパーでたくさん買い物をするときは、上記の点を踏まえて小さい商品をカゴの下に配置します。そして下の商品群を隠すように、上に大きい商品を重ねます。このカゴを外から見ると、大きい商品数点だけの買い物のように錯覚してしまいます。私は男性なので、「男性はあまりスーパーで大量の買い物をしない」という偏見も相まって他の客が錯覚する確率は高くなります。そして「あの男性客、そんなにたくさん買ってなさそうだから会計が早そうだ。あの人の後ろに並ぼう」と思わせればしめたものです。会計の際、大きい商品群をバーコードに通し終わった後、その下にある大量の小さい商品を見て後ろの客は「しまった!こいつは時間がかかりそうだぞ!」と後悔することでしょう。このとき、私は「男がみんなちょっとしか買い物しないと思わないことだね!」と心の中で勝ち誇るのです。
そういった水面下の駆け引きはすべて私の妄想であって、後ろの客はなんとも思っていないかもしれません。しかし、こういう法的にも倫理的にも問題ない行動でちょっとした遊び心を満たすのをやめられないのです。