食べる量をコントロールするには

2000年、シカゴの映画館でポップコーンを使った実験が行われました。映画館を訪れた観客を2つのグループに分けて、鑑賞前の一方のグループにはMサイズ、もう一方にはLサイズのポップコーンを渡しました。MサイズもLサイズもとても大きく、1人で食べきれる量ではありませんでした。さらに、このポップコーンは極限までしけらせていて、お世辞にもおいしいとは言えません。

映画の上演後にそれぞれのグループが食べたポップコーンの量を調べたところ、興味深い事実がわかりました。Lサイズのポップコーンを受け取った人は、Mサイズの人よりも1.5倍以上も多く食べていたのです。おいしくなくて食べきれない量のポップコーンでも、容器が大きいというだけで、人はたくさん食べてしまうのです。

健康のために食べる量を減らしたいと思ったら、器を小さくすればいい。体重を増やすためにたくさん食べたいと思ったら、器を大きくすればいい。本当にそんな単純でいいのか?と思うかもしれませんが、実験結果は「それでいい」ということを示唆しています。私たちは、つい問題を複雑に考えがちですが、単純に環境を少し変えるだけで解決する場合も多いのです。

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